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1月ブログ

『湯気の向こうで始まる、静かな1月』

年が明け、カレンダーが新しい数字に変わったというだけなのに、空気まで少し改まったような気がします。布団から出るまでに、ほんの少しの勇気がいる季節。


目覚ましを止めてから、あと5分、あと3分と自分に言い訳をしながら、布団の中でうずくまります。こうなることは分かっているので、目覚ましはあえて早めにセット。布団の中でグダグダする時間も、私にとっては冬の醍醐味で、欠かすことのできない習慣です(笑)



昨年、入浴剤デビューを果たした私は、ついに自宅を飛び出して銭湯に行ってみました。インドア派の私が、なんと外出。自分で少し驚いています。


脱衣所も洗い場も思いのほか賑やかで、気づけばそこはご年配の方々の団らんの場。目当ての壺湯に身を沈めると、すぐ隣から聞こえてくるのは世間話です。


「今年は寒いねえ」

「正月、食べ過ぎちゃってさ」


そんなたわいもない会話が、湯気と一緒に漂ってきます。

特別な話は何もないのに、不思議と落ち着きます。

ああ、私も食べ過ぎたなあと思いながら、じんわり身体が温まっていきます。


次は、ジェットバスへ。

大量の気泡に全身をもみほぐされていると、目の前の方がくるりと身体の向きを変えました。どうやら、気になる部位にジェット噴射を集中させている様子。その真剣な背中を見ながら、年齢も立場も関係なく、みんなやることは大して変わらないなあと思いました。


新年の抱負を声高に掲げなくても、

こうして湯に浸かり、身体をいたわり、知らない誰かと同じ悩みを共有しているだけで、もう十分1月をやっている気がしました。


皆さまも、お身体を大切に、おだやかな一年をお過ごしください。

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